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『特命係長 只野仁』(とくめいかかりちょう ただのひとし)は、柳沢きみおの『特命係長 只野仁』を原作とし、テレビ朝日によって製作された日本の実写映像化作品シリーズ。主演は高橋克典。 1stシーズンから3rdシーズンは「金曜ナイトドラマ」枠で、4thシーズンは「木曜ドラマ」枠で放送され、2012年には2夜連続のスペシャルドラマとして“ファイナル”が放送された。 2008年12月6日(土曜日)映画『特命係長 只野仁 最後の劇場版』(配給・松竹)公開。映倫によってPG-12指定を受けている〔テレビ朝日のドラマの劇場版がPG-12指定を受けたケースには、他に『スカイハイ』がある。〕。 == 概要 == 2003年より連続・単発ドラマとして定期的に放送。以下のような特色を持つ。 主演・高橋克典の年齢を感じさせない肉体美とアクションシーン(一人で大勢の敵を鮮やかに倒す)。 深夜枠での放送を生かしたお色気多目の映像表現(AV女優などをキャスティングし、女性の半裸などが頻繁に登場) * ただしスペシャル版では放送時間の都合上お色気シーンがやや少なめで、モザイクなどの修正が入ったり、映らないアングルになっていたりする(モザイクが入らないこともある)。 * 4thシーズンも木曜ドラマ枠で放送されたことから、お色気シーンが全体的に規制された。ただし、それを逆手に取ったギャグも盛り込まれている(女性の乳房をモザイクではなく小道具や遠近法でうまく隠している等)。 基本的に原作通りの荒唐無稽・(いい意味で)バカバカしいストーリー展開 只野が女を自分に一目ぼれさせホテルへ行き、抜群のベッドテクニックを駆使して情報を聞き出す“お約束”シーンが男の願望を満たす。 * この際、只野が行為に及んでいる最中に「フン! フン! フン!」という声を発する。 話の構成が一般サラリーマンでも理解・共感しやすい設定になっている(高橋は同様にサラリーマンが主人公となっているドラマ『サラリーマン金太郎』の主役も演じている)。 話が一話完結(原作では2〜5回分に相当する量)の構成になっており、初めて見る人に優しく数回見逃した視聴者も容易に視聴復帰しやすい。 レギュラー放送の話数表示は他のドラマのシリーズでは滅多に見られない通算話数を採用している(1stは第11話で終了しているが、2ndはその続きの「第12話」から開始している。以降も同じ流れ)。 回によっては、高橋克典のナレーションが入ったり、各回のターゲットとなる人物が黒縁の白い文字で表示されることがある。 オープニングは、放送から10分ぐらいして大森章督による只野についてのナレーションが行われる。対するエンディングでは、歌をバックに高橋克典が白いシャツに黒いズボン、サングラスという格好で煙草を吸いながら波打ち際を歩いている。 * どちらも流れは変わっていないが、スペシャル第5弾からオープニングがリニューアルされた(その直前の劇場版で新たに作られたオープニングを多少アレンジしながらそのまま使用している)。但しファイナルでは以前のオープニングに戻っている。 * エンディングは1stシーズンから一貫して同じ映像である為、後期のシリーズ(スペシャル第2弾以降)で本編がハイビジョン制作に移行されても、エンディングのみ標準画質でサイドパネルを貼ったものになっている。 * DVDのミニドラマでは、佐川和男(2ndシーズン)や野村俊夫と久保順平(3rdシーズン)なども同様の方法で行われる。 3rdシーズンは全話を通して、只野と森脇の情報交換はサウナ・メイド喫茶・社内のいずれかで行われており、屋上では一切行われていない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「特命係長 只野仁 (テレビドラマ)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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